2011年1月15日 のアーカイブ

下アゴによる噛み合わせの悪さ「顎変形症」は3年かけて矯正

2011年1月15日 土曜日

下顎が前に出ている、上顎が小さい、左右の顎が非対称などの原因により、噛み合わせに問題が生じるのが顎変形症だ。

顎の成長が終了した成人に対しては歯列矯正と手術を組み合わせた治療を行なう。事前に矯正医と口腔外科医が治療計画を立て、術前矯正を実施した上で、下顎の手術により顎のずれを正常な位置に直し、さらに術後矯正で微調整する。治療期間は1年半から3年程度だ。

顎変形症は、顎の骨の成長異常による下顎の前方突出や、上顎が小さい、あるいは左右の顎が非対称なため噛み合わせに問題が生じる。噛み合わせが悪いとうまく噛めないだけでなく、上下の歯の間から息が漏れるため、言語の発音が不明瞭になるなどの弊害が出る。

また、顎が非対称の場合、左右の筋肉バランスが崩れて顎関節の病気や肩こりの原因にもなりうる。環境要因もさることながら、遺伝的要因がかかわっていることが多い。

慶應義塾大学医学部附属病院歯科・口腔外科の柴秀行医師に話を聞いた。

「顎変形症は、顎の骨格に異常があるので、歯を動かすだけでは限界があります。成人して顎の成長が止まってから、矯正に加えて手術によって顎のずれを直し、正常な咬合にする治療を行ないます。矯正医と口腔外科医が事前に治療計画を立て、正しい咬合を予測して、手術を前提とした矯正を行なうところからスタートします」

Yahoo!ニュースより

京都市 もり矯正歯科

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