多くのスポーツ選手がガムを噛みながらプレーをするのを見たことがあると思いますが、

私の研究室でサポートする千葉ロッテマリーンズでも、練習中や試合中にガムを噛むことを勧めています。

身体の動きの出発点は、脳から全身への指令。

ガムを噛む咀嚼運動は脳の活動を高め、全身の筋肉への情報伝達をスムーズにするため、筋力や瞬発力、動体視力めで高まることがわかっています

特に効果的なのは、野球やゴルフなど動いていない時間のあるスポーツ。

次の動きにすばやく対応できるよう、身体をアイドリング状態にして備えられます。

ガムで印象的なのが、福岡ソフトバンクホークスで活躍する内川聖一選手。

元々噛み合わせが悪かった彼は、横浜の２軍時代に噛み合わせを治してから様々な故障を克服し、１軍に。

その後も治療を続け、ガムを取り入れた練習でさらに実力を発揮、現在のような人気打者となったのです。

ガムの効果で全身の運動能力が高まることは、プロ選手も一般の人も、どんな年代でも共通です。

普段の生活に、ぜひ積極的にガムを取り入れてみてください。もちろんシュガーレスで。

(石上惠一先生に聞くトップアスリートの歯の秘密より)

もり矯正歯科